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DNS レコードを管理する

DNS レコードは、ユーザーがドメインにアクセスしたときに表示される内容を制御する特別な設定です。また、DNS レコードを使用することによって、メールプロバイダーなどのサードパーティのサービスにドメインを接続できます。このガイドでは、ドメインの DNS レコードを追加、削除、変更する方法について説明します。

DNS レコードを編集する理由

ドメイン向けの DNS の編集が考えられるのは以下のような場合です。

📌

ドメインが WordPress.com のネームサーバーを使用している限り、WordPress.com アカウントを介して DNS を管理します。ドメインが WordPress.com のネームサーバーを使用していない場合は、登録業者または DNS プロバイダーで DNS の変更を行う必要があります。

DNS レコードを表示する

ドメインの現在の DNS レコードを表示するには、次の手順を実行します。

  1. サイトのダッシュボードにアクセスし、「アップグレード」→「ドメイン」の順に移動し、サイトに関連付けられているすべてのドメインを表示します。
2つのドメインがリストされている「ドメイン」ページ。
サイトのドメイン
  1. ドメインをクリックし、「DNS レコード」をクリックします。
ドメイン設定画面には、登録日、自動更新の状態、展開可能なネームサーバーのコンポーネント、 DNS レコード、連絡先情報、ドメインセキュリティなど、サイトドメインに関する情報の概要が表示されます。
ドメイン設定
  1. ここには、現在の DNS レコードのリストが表示されます。その後、「管理」ボタンをクリックして変更を行えます。
ドメイン設定画面の DNS レコードコンポーネントには、サイトの現在の DNS レコードと、これらのレコードを追加、編集、削除できる「管理」ボタンが表示されます。

新規 DNS レコードを追加

WordPress.com には以下の DNS レコードを追加できます。

新規 DNS レコードを追加する方法:

  1. 右上の「レコードを追加」ボタンをクリックします。
ドメインに新規 DNS レコードを追加するには、右上の「レコードを追加」ボタンをクリックします。
DNS レコードを追加するボタン
  1. 「タイプ」ドロップダウンをクリックして、追加する DNS レコードのタイプ (A、AAAA、CNAME、MX、TXT、SRV) を選択します。
A レコードをドメインに追加します。「DNS レコードを追加」ボタンはピンクで表示されています。
新規 A レコードの追加
  1. レコードを追加するサービスから提供された情報の不足部分を入力します。使用できるフィールドは、追加するレコードタイプによって異なります。
    • DNS レコードのさまざまなフィールドには標準的な用語セットがないため、プロバイダーによって WordPress.com で表示される用語とは異なる用語が使用されることがあります。
    • TTL (有効期間) は秒単位で測定されます。TTL 値3600は、3600秒 (1時間) になります。

DNS レコードを編集または削除する

既存の DNS レコードを変更または削除するには、既存のレコードの横にある3つのドットをクリックし、「編集」または「削除」を選択します。

既存の DNS レコードを編集する「編集」ボタンが強調表示されている。
DNS レコードの編集と削除

デフォルトレコード

一部のレコードはデフォルトで作成され、それらの値フィールドには「WordPress.com が処理」というメッセージが表示されます。これらのレコードは、タイプ (A、CNAME、MX) に応じた特定の動作を行います。

 

DNS レコードをインポートする

ゾーンファイルとも呼ばれる BIND ファイルを使用して、既存の DNS レコードをドメインにインポートします。BIND ファイルは、大量の DNS レコードをインポートおよびエクスポートする際の標準的な方法です。次の手順を実行すると、DNS をインポートできます。

  1. 右上の「BIND ファイルをインポート」ボタンをクリックします。
「BIND ファイルをインポート」ボタンを指す矢印。
  1. システムのファイルナビゲーションを使用してインポートする BIND ファイルを選択し、「開く」を選択します。
    • BIND ファイルに既存のレコードと競合する DNS レコードが含まれている場合、エラーが発生します。
    • サポートされている DNS レコード (A、AAAA、CNAME、MX、SRV、TXT) のみインポートできます。
  2. 「DNS レコードをインポート」ポップアップでドメインに追加する DNS レコードを確認し、「レコードをインポート」を選択してインポートを完了します。

「_domainconnect」ディスカバリレコード

お使いのドメインが WordPress.com のネームサーバーを使用している場合、「_domainconnect」という特定の DNS レコードを有効にするオプションが表示されます。

このレコードを有効にすると、DNS レコードを手動で編集しなくても Microsoft Office 365などのその他のサービスに接続できます。

このレコードを有効化するには、横にある3つのドットをクリックして「有効化」オプションを選択します。同様に、「無効化」オプションを選択してアクティブな「_domainconnect」レコードを無効にできます。

ドメイン連携レコードの横にあるオプションを有効にします。
「_domainconnect」 DNS レコードの有効化
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