サポートに戻る サイトを移動する エクスポート

エクスポート

エクスポートツールを使用すると、サイトのコンテンツをインターネット上の新しいホームに移動できます。

サイトのコンテンツは XML ファイル (データの転送に使用されるファイルの一種) にダウンロードされ、別の WordPress.com サイト、別の WordPress ホスト、別のプラットフォームにインポートできます。

この XML ファイル (WXR ファイルとも呼ばれる) には、投稿、ページ、コメント、カテゴリー、タグ、画像へのリンクが含まれます。サイトのデザイン、テーマ、プラグインなどは含まれませんが、これらに対しては移行プラグインを使用できます。

開始する前に

コンテンツをエクスポートする前に、以下の操作を実行します。

別の WordPress サイトにコンテンツをエクスポートする

サイトの全コンテンツを含むエクスポートファイルを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 「ツール」→「エクスポート」に移動します。
サイドバーメニューの「ツール」セクションが展開され、「エクスポート」項目が強調表示されます。
「ツール」→「エクスポート」
  1. 「すべてエクスポート」ボタンを選択します。
    • 特定の種類のコンテンツのみをエクスポートするには、「すべてエクスポート」ボタンの横にある矢印をクリックし、投稿、ページ、フィードバック単位で選択し、「選択したコンテンツをエクスポート」をクリックします。
エクスポートのオプション。「すべてエクスポート」ボタンと、特定の投稿、ページ、フィードバックに絞り込むオプションが表示されている。
「コンテンツをエクスポート」ウィンドウ
  1. エクスポートが処理されるまで待ちます (エクスポートが開始されたら、この画面から離れても構いません)。エクスポートが完了したら、表示される「ダウンロード」ボタンをクリックするか、メールに記載されているダウンロードリンクを確認します。
  2. .xml ファイルの入った .zip ファイルを受け取ったら、コンピューターに保存します。このファイルには、投稿、ページ、コメント、カテゴリー、タグ、サイトの画像への参照が含まれます。
    • 大規模なサイトでは、エクスポート処理を高速かつ正常に完了させるために、XML ファイルが複数になります。他のサイトにインポートする場合、ファイルを解凍し、各 .xml ファイルを個別にインポートする必要があります。
サイトのアドレス

WordPress.com から別のホストに移行する場合、WordPress.com サイトのアドレス (yourgroovysite.wordpress.com など)、およびパーマリンクのすべてを、サイト転送で新しいドメイン名にリダイレクトできます。

画像

XML エクスポートでは、画像などのメディアを移動できますが、XML エクスポートファイルには、実際の画像やメディアファイルは含まれません。ファイルには画像やその他のメディアへのリンクが含まれており、XML ファイルを新しいサイトにインポートすると、そのサイトへの転送が実行されます。

そのため、エクスポートしたサイトは公開状態のままにしておく必要があります。このプロセスには、メディアファイルの数に応じて、数時間かかることがあります。

コンテンツ (またはサイト全体) を削除する場合は、メディアファイルが新しいサイトに正常にインポートされるまで待つよことが重要です。

購読者

サイトのコンテンツを他のホストにエクスポートする場合、購読者とフォロワーはエクスポートに含まれませんが、インストール型の WordPress サイトに移動する場合は、無料の Jetpack プラグインをインストールして購読者移行ツールを使用すれば、購読者を移動することができます。

WordPress 以外のサイトにエクスポートする

XML ファイルは他の多くのプラットフォームでサポートされています。移動先のサイトで XML インポートを使用できる場合、WordPress.com サイトのコンテンツを上述の手順でエクスポートすれば、WordPress 以外のサイトに移行できます。

プラグインを使用してエクスポートする

All-in-One WP Migration プラグインを使用すれば、プラグイン、テーマ、ユーザーを含む WordPress.com サイトを移動できます。このオプションは、インストール型の WordPress.org サイト、プラグイン対応の別の WordPress.com サイト、ローカル / ステージングサイトへの移行に適しています。

前提条件
既存の WordPress.com サイトをエクスポートする
  1. エクスポートする WordPress.com サイトに All-in-One WP Migration プラグインをインストールし、有効化します。
  2. 「All-in-One WP Migration」→「エクスポート」に移動します。
    • 新しいサイトで同じドメイン名を使用する場合は、「All-in-One WP Migration」→「エクスポート」で検索と置換の機能を使用する必要はありません。ただし、移行中にドメイン名を変更する場合は、「検索」フィールドに現在のドメイン名を、「これと置換」フィールドに新しいドメイン名を入力します。次に、エクスポートファイルを生成します。
  3. 「エクスポート先」をクリックし、「ファイル」オプションを選択します。ここで紹介する他の方法には費用がかかりますが、「ファイル」オプションは All-in-One WP Migration の無料版に含まれています。
  4. ファイルの準備が完了したら、ダウンロードをクリックして、ファイルをコンピューターに保存します。ファイルは .wpress 形式となり、All-in-One WP Migration プラグインを使用して新しいサイトにインポートできます。

WordPress.com サイトにインポートする場合は、こちらをクリックして次のステップに進みます

メディアライブラリのエクスポート

エクスポートエラー

サイトのコンテンツをエクスポートするときに、エラーメッセージが表示されることがあります。最も多い理由は、ファイルのサイズが非常に大きいことです。セクションを一度にエクスポートすると、これを解決できます。サイトに複数の投稿者がいる場合、投稿者ごと、または記事ごとにエクスポートできます。

フィルターには、投稿者、日付、カテゴリー、ステータス (掲載済み、下書き、レビュー待ち、予定済み、非公開、スパム) ごとにエクスポートするオプションがあります。一度に複数のフィルターを使用して、投稿とページを別々にエクスポートできます。

「投稿をエクスポート」フィルターには、「投稿者」、「ステータス」、「開始日」、「終了日」、「カテゴリー」のセクションがあります。複数のフィルターを追加すれば、エクスポートする対象を正確に選択できます。
投稿のエクスポートには、ステータスのフィルターがあり、公開済み、公開予定、下書き、レビュー待ち、非公開、スパムの投稿を選択してエクスポートできます。

それでも問題が発生する場合は、サイトのプラグインを無効にし (いずれにせよエクスポートファイルには含まれません)、スパムや保留中のコメントを削除して、不要なものを消去します。

バックアップツールとしてのエクスポートの使用

サイトがこの WordPress.com でホストされている場合は、必要なバックアップがすべて行われます。巨大隕石が WordPress.com のサーバーを直撃し、修復不能となっても、すべてのデータは安全で、サイトは (隕石の問題が解決したうえで) 3日以内にオンラインになります。

ただし、自分のサイトのコンテンツを手動でバックアップする必要がある場合、既述の「エクスポート」オプションを使用することもできます。これは、サイトに追加のユーザーを割り当てた場合に特に有効な方法です。編集者と管理者には、任意の投稿やページを削除する権限があります。サイトから削除されたコンテンツは回復できません。

WordPress.com Pro プランをご利用の場合、サイト全体のバックアップをダウンロードし、以前の任意の時点にサイトを復元できます。

Copied to clipboard!