サポートに戻る コンテンツとメディア メディア VideoPress

VideoPress

VideoPress は軽量かつ応答の速い動画プレーヤーで、サイトで動画のホスティングと埋め込みを行うことができます。

この機能は、WordPress.com Explorer、Creator、Entrepreneur の各プランをご利用のサイトで使用できます。サイトでレガシープランをご利用の場合は、Pro プランでご使用いただけます。

VideoPress について

VideoPress は最新のブラウザーと端末すべてに対応しており、スマートフォンからパソコンまであらゆる画面サイズで美しい映像を再生できます。

このサービスの用途に関する基本ルールについては VideoPress のサービスガイドラインを参照してください。

VideoPress プレーヤーはシンプルで、企業名や広告が表示されることはありません。コンテンツだけに注目を集められるように設計されています。こちらは実際の埋め込みプレーヤーのサンプルです。

サポート対象の Web ブラウザーでは VideoPress プレーヤーのピクチャーインピクチャーが利用できます。ピクチャーインピクチャーでは、ブラウザータブの隅に動画をフロートできるため、再生しながらページをスクロールしたり、他のタスクを実行したりできます。

ピクチャーインピクチャーモードを使用するには、動画プレーヤーの右下隅にあるアイコン (四角形の中の右下隅にさらに小さな四角形があるアイコン) をクリックします。

ピクチャーインピクチャーオプションは動画の右下隅にある

動画の要件と仕様

VideoPress では MP4 (.mp4、.m4v)、QuickTime ムービー (.mov)、Windows Media Video (.wmv)、Audio Video Interleave (.avi)、MPEG (.mpg)、Ogg (.ogv)、3GPP (.3gp)、3GPP2 (.3g2) がサポートされています。

ただし、最適なパフォーマンスを実現し、他の WordPress エディターブロック (動画ブロックは除く) との互換性を最大限に高めるには、「推奨動画設定」を参照してください。

VideoPress ではアップロードした動画ファイルが MP4形式に変換されます。MP4ファイルは H.264動画および AAC 音声損失圧縮コーデックでエンコードされます。

VideoPress は1GB までのファイルで問題なく動作します。ただし、ファイルのサイズが大きくなるほど、アップロードプロセスが失敗する可能性が高くなります。大半のネットワークでは、ファイルのサイズが1.4GB を超える場合はアップロードが完了する前にタイムアウトが発生します。Web での表示に適したサイズまで動画を圧縮することをおすすめします。

最大アップロードサイズは6GB です。ただし、プラグイン対応サイトでは2GB までとなっています。また、SFTP を使用すれば制限よりも大きいサイズのファイルをアップロードできます。

アップロードされた動画で3時間以上のものは通常の解像度に変換され、それ以上の解像度形式では利用できません。

ダウンロード中も読者が動画を再生できるよう、すべてのファイルがプログレッシブ読み込み向けに最適化されます。

動画をアップロードする

インターネット接続が低速、または不安定な場合、アップロードできる動画のサイズがさらに制限される場合があります。問題が発生した場合は、アップロードする時間帯を変えるか、より高速なインターネットに接続しているコンピューターからアップロードしてみてください。何度かアップロードを試してください (アップロードに失敗しても保存スペースは消費されません)。

iPhoto からドラッグしたファイルでエラーが発生した場合、または完全にアップロードされない場合は、インストールされている iPhoto、ブラウザー、オペレーティングシステムが最新バージョンになっていることを確認してください。アップロードで問題が発生している場合は、ファイルを iPhoto からデスクトップにドラッグした後、デスクトップからメディアライブラリ、投稿、ページにドラッグしてみてください。

📌

「動画の処理中です」というメッセージが表示される場合があります。バックグラウンドでは、互換性を最大限に高めて一般的な再生形式に対応できるよう、アップロード内容に応じて新しい動画ファイルが自動的に作成されます。また、可用性とアクセシビリティを最大限に高めるために、多数のデータセンターに動画が複製されます。

VideoPress の共有設定

VideoPress では、デフォルトの共有オプションでも読者が動画の再生と共有を簡単に行うことができます。共有リンクを使用することで、読者は動画の共有や埋め込みを簡単に行うことができます。デフォルトでは、動画プレーヤーの「共有」ボタンをクリックすると次の共有オプションが表示されます。

動画を視聴しているユーザーなら誰でも、動画のパーマリンクまたは iframe 埋め込みコードをコピーできます。

動画の共有を無効にする

以下のように、動画ごとに共有を無効にできます。

  1. ダッシュボード「メディア」に移動して対象の動画を見つけます。
  2. 動画を1回クリックしてから「編集」をクリックします。
  3. 動画の右側でチェックボックスをオン / オフにすることで以下を実行できます。
共有オプションがオレンジのボックスでハイライトされている。

サイトにプラグインがインストールされていない場合は、アップロードしたすべての動画で共有を無効にすることもできます。

  1. 「設定」→「メディア」に移動し、「動画プレーヤー」セクションまで画面を下にスクロールします。
  2. 「埋め込み用コードとダウンロードリンクを共有」のチェックボックスをオフにします。
動画プレーヤー設定

投稿やページに動画を追加中に、動画プレーヤーで共有オプションを表示するオプションをオフにすることで共有を無効にすることもできます。

⚠️

共有を無効にするとこの機能が削除されますが、引き続きブラウザーから動画をダウンロードできます。共有オプションを非表示にして、他のサイトに埋め込まれるのを防止する適切な措置を取ることで、大半の試みはブロックできます。

VideoPress の統計情報

すべての VideoPress 動画には、ダッシュボード「統計」画面から閲覧できる統計情報のトラッキングが付属しています。

VideoPress 動画の統計情報。

動画の統計情報の詳細を見るには、上部の「動画」ヘッダーの右側にある矢印をクリックします。次の画面で、以下の情報を確認できます。

VideoPress 動画のインプレッション数、視聴時間、表示数の詳細な統計情報。
  • インプレッション数: 動画がページ上に読み込まれた回数。
  • 視聴時間: 動画がすべての閲覧者によって視聴された合計時間。
  • 表示数: 訪問者が実際に動画プレーヤーで再生ボタンをクリックした回数 。

「統計情報」メイン画面の「動画」セクションから動画の名前をクリックすると、その動画の日次アクティビティのチャートが表示されます。動画が埋め込まれた URL のリストも表示されます。

VideoPress 動画の詳細。

動画のサイズを変更する

VideoPress では、サイトのコンテンツカラムに最適なプレーヤーサイズが自動的に選択されます。デフォルトのコンテンツ幅が640ピクセルの場合は次の動画が表示されます。

動画プレーヤーの幅をさらにきめ細かく設定するには、ショートコードブロックを使用して次の操作を実行します。

  1. 「参加サイト」→「メディア」の順に移動し、対象の動画をクリックしてから「編集」をクリックします。
  2. 以下の画像にあるように、「コピー」ボタンをクリックしてショートコードをコピーします。ショートコードは、[ の記号、「wpvideo」または「videopress」、「文字列」、] の記号の順番で構成されています。
ショートコードがオレンジでハイライトされている
メディアから動画のショートコードをコピーする
  1. 動画を表示する投稿またはページに「ショートコード」ブロックを追加します。
  2. ステップ2のショートコードを貼り付け、] の記号の前に「w=XXX」を追加して次のように幅をピクセル単位で指定します。

[wpvideo OcobLTqC w=400]

テーマの投稿カラムの幅に収まる限り、動画の幅は自由に設定できます。

ショートコードでサポートされている属性

ショートコードではいくつかの属性を使用してデフォルトの動作を変更できます。[wpvideo OcobLTqC attribute=value] のフォーマットで好みの属性を使用できます。例: [wpvideo OcobLTqC w=640 h=400 autoplay=true html5only=true]

サムネイルを選択する

VideoPress サービスにアップロードする動画のサムネイルを選択する手順は以下のとおりです。

  1. ダッシュボード「メディア」に移動します。
  2. 対象の動画を選択してから編集ボタンをクリックします。
  1. 「サムネイルを編集」を選択します。
  1. 目当てのフレームが見つかるまで動画をスクロールし、フレームが見つかったら「フレームを選択」をクリックします。「画像をアップロード」を選択して、コンピューターで作成した画像を選択することもできます。

非公開動画

動画が非公開サイトに含まれている場合、または非公開として明示的にフラグが設定されている場合は、許可されているサイト訪問者だけがサイトのコンテンツ内から動画にアクセスできます。「許可されていません」というメッセージが表示された場合は、動画がアップロードされたサイトにアクセスできるアカウントでログインしていることを確認してください。

VideoPress の利用規約に違反しているために動画がブロックされている場合も「許可されていません」というメッセージが表示される場合があります。

動画のプライバシー設定を変更する

Privacyドロップダウンの値を動画ブロックで設定するか、クラシック表示メディアライブラリでビデオを編集することで、動画のプライバシー設定を変更できます。どちらで設定しても、動画のプライバシー値がグローバルに設定されます。

VideoPress 動画のプライバシーオプション
  1. サイトデフォルト:アップロード先のサイトと同じプライバシー設定が動画に適用されます。
  2. 公開:アップロード先のサイトのプライバシー設定に関係なく、動画が公開されます。
  3. 非公開:アップロード先のサイトのプライバシー設定に関係なく、動画が非公開になります。公開ホームページがあるが、サイトのメンバーにのみ動画を見てもらいたい場合に便利です。

字幕とキャプションのテキストトラックを追加する

テキストトラック (字幕やキャプションなど) を追加することで、動画のアクセシビリティとエンゲージメントを強化できます。以下の手順でテキストトラックを追加します。

  1. .vtt フォーマットのテキストファイルを作成します。
  2. テキストトラックアイコンを動画ブロックツールバーでクリックします。
動画ブロックでテキストトラックアイコンをクリックして .vtt キャプションファイルをアップロードする。
  1. .vtt ファイルをアップロードします。次に、LabelSource languageKindについて尋ねられます。
    • ラベル:動画のユーザーインターフェースに表示されるトラックのタイトルです。
    • ソース言語:テキストトラックで使用する言語の有効な BCP 47言語タグを選択します。
    • 種類:字幕、キャプション、説明、チャプター、またはメタ情報になります。
      • 字幕は動画に会話などの音声があり、理解できない言語の場合に表示する翻訳です。
      • キャプションは動画に表示される、会話のトランスクリプション、音響効果、音楽のキュー、その他の音声情報です。読者に聴覚障がいがある場合、または動画がミュートされている場合に役立ちます。
      • 読者に視覚障がいがある、画面を使用していない、運転中であるなど、動画の映像部分が見られない場合に使用される動画の内容の説明です。説明はスクリーンリーダーによって読み上げられるか、別の音声トラックに変換されます。
      • チャプターは動画のナビゲーションを作成するのに使用します。視聴者にはチャプターのリストが表示され、いずれかをクリックすると特定のチャプターに移動できます。
      • メタデータとは JavaScript が解析して使用するものです。視聴者には表示されません。
  2. 「保存」をクリックして動画にトラックを追加します。
  3. 投稿をプレビューしますが、動画プレーヤーでは字幕メニューが利用できます。読者はテキストトラックをオプションとして使用することで以下を選択できます。

読者は「キャプション設定」メニューを使用して、字幕またはキャプションの外観を好みに合わせてカスタマイズできます。

プランをダウングレードする

今後プランをダウングレードしても、アップロード済みの動画がサイトから削除されることはありません。既存のページや投稿に埋め込まれたままになります。しかし、アップグレードを更新または再度購入しない限り、新しい動画をアップロードすることはできなくなります。アップロード済みの動画には引き続きアクセスできます。

Copied to clipboard!